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真贋判定講座 |
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オークション・真贋喫煙室
1.3 プラダのバッグに水が染み込んだ!これは贋物なの??
菊子:「う〜ん・・・・・・・。これって、どっちなのかしら??」
悠騎:『ん? オークション部のCSコールセンターの菊子ちゃん、今日はどうしたんだ??』
菊子:「あ、買取り専門部の買取りバイヤー悠騎さん。ちょうど良かった!
ちょっと、聞いて下さいよぉ。イトコのお土産のPRADAのポーチなんですけど。」
悠騎;『あぁ。・・・可愛いデザインだけど、ちょっと使い込んじゃったのかな?コレ。』
菊子:「エヘへ。自分で買ったものじゃないから、使って無かったんですけど、最近はお化粧ポーチに。」
悠騎:『ふうん・・。で、何がどっちかって?また、本物・贋物の話かい??』
菊子:「直営店の商品なら悩まないんですけど、イトコが新婚旅行で、アメリカの百貨店みたいな所で買った商品なんですって。ボストンの。海外旅行の時って、けっこう雰囲気に呑まれちゃうじゃないですか。それで、この商品、水が染み込むようになって来たから、【贋物】なのかなって悩んじゃって・・。」
悠騎:『ん??なんでPRADAの商品が水が染み込んだら【贋物】なんだい?』
菊子:「だって、友達が"PRADAの商品で水が染み込むのが贋物だ"っていうのをTVで見たって。」
悠騎:『そりゃあ、ほとんど【都市伝説】と一緒だな。そんな判断基準、聞いたこと無いぜ。』
菊子:「え? だってPRADAって防水加工の特殊なナイロンだから高いんでしょう?」
悠騎:『やれやれ・・・ちょっとそこの辺りの正しい情報を教えてあげるよ。』
菊子:「お願いしま〜す!」
悠騎:『PRADAは確かに、"ポコノ"っていう工業用ナイロンを採用した商品で有名になったブランドさ。確かに、日本上陸当時はそういう効果も、プラダの市場人気とともに一部で評判にはなったよね。』
菊子:「でも、日本にはたくさん、PRADAの贋物の商品も出回ったんでしょう??」
悠騎:『そう。1980年代後半当時は、ブランドバッグといえば革だったんだ。そんな中で高密度繊維を使った軽くて丈夫なナイロンはヨーロッパでは斬新だったけど、日本では珍しくは無かったんだよね。』
菊子:「へええ!確かに日本だと、安いバッグでも縫製の良い商品とかありますもんねえ・・・・。」
悠騎:『ところで、さ。この化粧ポーチの中に、コンパクトとかファンデーションて入ってるかい??』
菊子:「えぇ・・・ん??それってアタシが会社で化粧直ししてるかどうか気になるんですかっ!?」
悠騎:『違うよ。ファンデーションて油脂成分だろ。その成分がナイロン部の表面に付くと、撥水力が落ちるんだよ。油脂成分も「汚れ」になると成分が変わって、撥水作用のコーティングに悪影響を及ぼしたりするのさ。』
菊子:「えぇ〜!!! じゃあ、この商品が本物・贋物っていうよりは、単に私の管理が悪いだけですか??」
悠騎:『まあ、よくある話さ。LVのヴェル二もカビが生えたら【贋物】ってヒドいデマが流れたけど、実は管理が悪くて、自分がブランド品をダメにしたのに、人やお店のせいにする奴って結構多いんだぜ。』
菊子:「え〜っ!・・・確かに、ブランド品て高いから何やっても壊れないって訳じゃないんですもんね。」
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