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真贋判定講座 |
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オークション・真贋喫煙室
1.5 え!?レプリカと贋物って違うの??
悠騎:『よお!オークション部のCSコールセンターの菊子ちゃん、最近どうだい?』
菊子:「ん?買取バイヤーの悠騎さん、何だか今日は御機嫌ですね。なんで?」
悠騎:『ああ、ちょっと面白い時計が手に入ったんでね・・カッコいいかい?』
菊子:「もぉ・・・男の人って、腕時計好きですよね・・あれ? この時計、ブライトリングって時計かと思ったら、何だか違うみたい・・・贋物なんですか??真贋判定担当者の人が贋物なんて・・・。」
悠騎;『失礼な奴だなあ、君は。・・せめて、レプリカって呼んでくれよ!レプリカね。』
菊子:「え?レプリカって贋物の事じゃないんですか??"レプリカ"と【贋物】って何か違うんですか?」
悠騎:『ぜんぜん違うよ! ・・・・まあ、興味が無い子から見たら同じかな。 違いを知りたいかい??』
菊子:「ええ!なんだかこのままじゃ、スッキリしないし。教えて下さいよ。」
悠騎:『これがレプリカなら、こっちが【贋物】さ。 資料として手に入れたんだ。見るかい??』
菊子:「贋物も持ってたんですか?。・・あ、こっちには文字盤に"ブライトリング"って書いてある!」
悠騎:『レプリカってのは、見本にしたい形やデザインは真似させて貰って、でも明確に消費者には違いが解る。人を騙そうとして造られたものじゃない。価格が安かったり、ブランド名が無くっても、商品性能はきちんと引き継いでいたりして、ちゃんと作り手がこだわって、ユーザーの事も考えて作ってるんだ。
でも、【贋物】は、表面だけ、ブランドロゴや名前だけコピーして、本当は質の悪い商品を、消費者に高額に売りつけて、精神的ショックや商品に対する失望まで与える、ロクでもない品物たちさ!!』
菊子:「悠騎さんて、本当に【贋物】を憎んでるんですね・・・あ、こっちの「レプリカ」は、本物と違ってクゥオーツなんだけど、ちゃんとストップウォッチは動くのね。・・・【贋物】はボタンはダミーで、ストップウォッチじゃなくて、"カレンダー"になってるの!?・・・これはヒドーい!!!」
悠騎:『だろ??このレプリカは、形が好きで買ったんだ。本物のブライトリングと比べても、卑屈な気はしないよ。』
菊子:「…アタシも正直、この仕事する前に軽い気持ちで贋物を買った事あるんですけど、後で後悔しました。」
悠騎:『へえ・・?菊子ちゃんにもそんな時代があったんだねぇ。・・・何で後悔をしたんだい??』
菊子:「贋物なんか買ったり、貰ったりして喜んでたのって、正直、高校生の頃なんですけど、大学生の姉がアルバイトして買った『本物』を1回見ちゃうと・・贋物はって、持っててミジメになっちゃって。」
悠騎:『そうだよね。贋物は、…まあ、本来は俺達はブランドの商標権者じゃないから、贋物とか本物って軽々しく言っちゃいけないんだが、・・・やっぱり、贋物はイヤだもんな。嫌っていいと思うぜ。』
菊子:「贋物でも欲しい、と思う気持ちは解るけど、そういう気持ちを持つ人が居るから贋物を作る人や、贋物を輸入したり、商売にしたりする人がいるんですよね。そして最後は消費者を騙すんだわ!」
悠騎:『お!熱くなって来たな。騙されるお客様を無くす為に、俺達も贋物排除に頑張ってるんだけどな。』
菊子:「そういう熱い人達が増えれば、私達もオークションで、安心してお買い物を楽しめますもんね。」
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