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せどりで収入を得る方法
1.「せどり」とは?
1.2 せどりが誰でもできるようになったわけ 1(仕入れルート篇)


プロの技だった「せどり」ですが、さまざまな環境が整ったことで、素人でもできるようになったと前回書きました。

その環境とは、「仕入れルート」「販売ルート」「便利なツール」なのですが、今回は「仕入れルート」について見ていきましょう。

昔のせどりの仕入れ先といえば、古書店(古本屋)、古本市、あるいは蔵書を売りに出す個人でした。

しかし、古書店で相場より安い古本を仕入れるには、その古書店主以上に相場について知っている必要があります。

古本市で仕入れるにしても、同業者同士で争うわけですから、まさにプロの技術が必要です。

また、蔵書を売りに出す人の情報を入手するには、それなりのネットワーク(情報網)が必要です。もちろん古本相場の知識も必要になります。

そういうわけで、昔は誰でも仕入れられるというわけではありませんでした。それが一変したのは、いわゆる「新古書店」の台頭です。

新古書店とは、「ブックオフ」に代表される、主に郊外に出店されている、チェーン店の古書店です。店舗は比較的広く、イメージとしては新刊書店に近い清潔感のある内装が特徴です。

最大手はブックオフですが、それ以外にも「古本市場」や「ブックマーケット」など多数の新古書店チェーンがあります。


では、なぜ新古書店がせどりの仕入れ先として使われるようになったのでしょうか?それは、新古書店の事業形態に関連があります。

チェーン店方式で店舗を拡大していくためには、パートやアルバイトの活用が原動力として欠かせません。新古書店もパートやアルバイトが中心となって運営されています。

上場企業としては異例の、パート出身の社長が2006年にブックオフで誕生したのも記憶に新しいところです。それだけパート・アルバイトが重要視されているということなのでしょう。

ところが、パートやアルバイトは古本のプロではもちろんないので、古本の相場を熟知しているわけではありません(社員でもそうですが)。

そのため、どんな人でも買い取り価格や販売価格を決定できるように、買い取り・販売の値付けはマニュアル化されています。

中古市場とはあまり関係なく、本の新しさや綺麗さで値付けされるようになっているのです。

そうした値付けでは、本の発行日から日数が経っていたり、少し汚れていたりすると格安(105 円など)で販売されたりします。また、一定期間以上売れない場合は、機械的に販売価格を下げるということも行われています。

このように、値付けがマニュアル化されていることにより、価値の高い本を安く買うことができるようになりました。そしてそうした本を相場で販売することで利益を出すことができるようになったのです。

なお、その他の仕入れ先としては、インターネットの存在も見逃せません。
インターネット上では、ありとあらゆるものが販売されています。

仕入れとしては中級者以上向けとなりますが、インターネット上で相場より安く売られている古本を購入して、利益を出すことも可能です。

これは「電脳せどり」などと呼ばれていて、これができるようになれば、ネットで仕入れてネットで販売することができるのです!

以上のように、「仕入れルート」が整ったことが、素人でもせどりをできるようになった大きな要因です。

次回は、もう一つの要因の「販売ルート」について見ていきましょう。


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